Serial ATA2(シリアルATA2)で採用された、Serial ATAネイティブのインターフェース仕様。AHCIを利用するにはパソコン本体のチップセットやOSのドライバ、ハードディスクなどのSerial ATA機器がすべてAHCIに対応している必要がある。
Serial ATA(シリアルATA)は従来のATA(パラレルATA)からの互換性のため、コマンド体系やドライバ仕様などのインターフェースも旧来のものと互換性のあるものが使われていた。Serial ATA2では、Serial ATAの潜在力を引き出すために、Serial ATA専用のインターフェース仕様が用意された。これがAHCIである。AHCIによりネイティブコマンドキューイング(NCQ)やホットプラグなどの機能を活用することができるようになる。