BD-LiveはBD-ROM規格のProfile 2.0で追加されたもので、プレーヤーをインターネットに接続して追加映像や追加字幕などを取り込んで再生したり、BD-Jと呼ばれるJava言語の実行環境でインタラクティブな機能を持ったソフトを実行することができる。
現在、BD-Rにはディスク片面の1層にのみ記録を行う最大記録容量25GBの製品と、片面2層に記録を行う最大記録容量50GBの製品が販売されている。書き込みの際のディスクの回転速度は2倍速までのものがある。片面2層記録および2倍速記録を行うには、ディスクドライブが片面2層記録および2倍速記録に対応している必要がある。
技術的には片面4層を使った最大記録容量100GBのBD-Rや、8層を使った最大記録容量200GBのBD-Rが実現可能であり、書き込み回転数も最大4倍速までが実現可能とされる。2006年以降の商品化が見込まれている。
Blu-ray Disc製品には他に、何度でもデータの書き換えが行えるBD-RE(Blu-ray Disc Rewritable)や読み出し専用のBD-ROMがある。BD-REにはディスクがカートリッジに収納されたカートリッジタイプの古い製品も存在するが、BD-Rはノンカートリッジタイプのみである。
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BD-LiveはBD-ROM規格のProfile 2.0で追加されたもので、プレーヤーをインターネットに接続して追加映像や追加字幕などを取り込んで再生したり、BD-Jと呼ばれるJava言語の実行環境でインタラクティブな機能を持ったソフトを実行することができる。
BD-JではJava 1.3ベースの開発環境でソフトウェアを開発し、プレーヤーに搭載された実行環境で再生することができる。ユーザの操作に応じて内容が変化するコンテンツやゲームなどを作ることができ、インターネットへのアクセスや記憶装置へのデータの保存なども可能となっている。
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PC/ATは現在の標準的なパソコンの基礎となった機種で、その設計や部品の構造などが標準として広まった。AT電源もその一つで、多くのPC/AT互換機で採用された。AT電源の端子は6ピン×2つで、供給電圧は±5V、±12Vに対応している。利用するにはマザーボードがAT電源に対応している必要がある。
AT電源は明確に定義された規格ではないため、メーカーごとに形状・サイズ・出力電圧などに違いが見られる。その後登場したATX電源が普及したため、現在では使われていない。
AT電源では、電源スイッチの配線を直接電源に繋ぐため、ATX電源のようにマザーボードからの命令で電源のオン・オフができない。そのためAT電源を用いたコンピュータでは、システムをシャットダウンしたのちに手動で電源をオフにする必要がある。また、供給する電力をマザーボードから管理することができないため、スタンバイやスリープなどの省電力機能は使えない。
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同社最小のプロセッサとして発表され、Webサイトの閲覧やメールの送受信といったインターネット利用を主な目的とした超小型ノートパソコン(ネットブック)や、ネット利用専用の低価格デスクトップパソコン(ネットトップ)向けに設計されている。
小型化と低消費電力を実現するために、新たに設計されたアーキテクチャに基づいて作られているが、同社のIntel Core 2シリーズの命令セットとの互換性を維持しているため、ソフトウェアは基本的にそのまま利用できる。
初期の製品系列には、ネットブック用の「N270」、ネットトップ用のシングルコアプロセッサー「230」、ネットトップ用のデュアルコアプロセッサー「330」などがある。
初期のAtomプロセッサのチップパッケージは22×22mmであり、それまでのノートパソコン向けCPUが35×35mm程度であるのに対し、60%程度の大きさとなっている。また、Atomの熱設計電力(TDP)は0.6~2.5W程度であり、Intel Core 2 DuoのTDPが最大35Wであるのに対し、格段に低くなっている。
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開発時のコードネームは0.18μm版が「Palomino」、0.13μm版が「Thoroughbred」。両者の間には製造プロセス以外の違いはない。
Athlon XPはAthlon MP/Mobile Athlon 4と同じコアが元になっており、「QuantiSpeed」と呼ばれるデータ先読み機能などを搭載し、クロックあたりの性能をさらに高めている。Athlon XPのプロセッサコアはAthlon MPとほぼ同じものだが、両者の違いはマルチプロセッサ構成が可能かどうかで、Athlon XPは(公式には)マルチプロセッサ構成にはできない。
Athlon XPでは性能の表記に、従来の動作周波数に代えて「モデルナンバー」という値が用いられている。Athlon XPは従来製品より1クロックあたりの平均命令実行数が高まり、単純なクロックの比較では性能を評価できなくなったためで、AMD社ではモデルナンバーは「旧版のAthlonプロセッサ(コードネーム「Thunderbird」)で同性能の製品の動作周波数を意味する」としている。
しかし、Athlon XPのモデルナンバーは、競合するIntel社が製造しているPentium 4の同価格帯製品のクロック周波数とほぼ一致するため、新たな性能指標を定めてプロセッサを少しでも高く売り込もうという同社のマーケティング戦略の一環なのではないかとも指摘されている。
Athlon XPのうち最も低速で動作するAthlon XP 1500+の実動周波数は1.33GHzで、以降モデルナンバーが100上昇するごとに実動周波数は66.6MHzずつ上がっている(例えばAthlon XP 2200+は実動1.8GHz)。
Athlon XPのその他の特徴として、マルチメディア拡張命令セットの「3DNow! Professional」のサポートがあげられる。キャッシュメモリサイズは1次128KB、2次256KB(データ重複防止機能あり)。FSBは266MHz(133MHzのDDR)となっている。
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